LIGHT UP TONES

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これがVTuber界における一つの到達点「にじさんじ AR STAGE “LIGHT UP TONES”」ライブレポート

Date: 2021/08/12 タグ: ,

はらゾウ

2021年7月31日(土)と8月1日(日)の2日間に渡り、ANYCOLOR株式会社が運営するVTuberグループ「にじさんじ」による音楽イベント「にじさんじ AR STAGE “LIGHT UP TONES”」が開催された。

 

今回はその模様をスクリーンショットと共にご紹介。

完全AR生バンドライブと銘打って開催されたライブ。その文言だけでは一体どういった内容になるのか想像が難しく、一視聴者として興奮を抑えきれない気持ちでその時を迎えた。

 

それぞれ出演者は下記メンバー。

Day1

樋口楓、緑仙、花畑チャイカ、町田ちま、ジョー・力一、夢追翔、レヴィ・エリファ、加賀美ハヤト

Day2

月ノ美兎、剣持刀也、叶、ドーラ、魔界ノりりむ、葛葉、椎名唯華

(敬称略)

通常配信でいわゆる歌枠を取ることも多い実力派メンバーが揃ったDay1と、どちらかというとゲーム配信などが中心のメンバーが多いDay2。

どちらも個性豊かで魅力的なメンバーだ。

 

両日共冒頭約30分はチラ見せ公開ということで無料での視聴もできる中、ARライブの全容が明らかとなった。

 

いざライブが始まると、360度縦横無尽に動き回れるステージと周囲を生演奏のバンドメンバーが囲み、ライバーたちはのびのびとパフォーマンスを披露する。

これまでのライブとは違い、彼らが”そこに生きている”感覚を強く感じさせる。

照明やカメラワーク、歌詞表示の演出など映像技術をフルに活かしたこのARライブはVTuberの世界における現在の一つの到達点のように思えた。

 

トップバッターを務めたレヴィ・エリファは今回が公式イベント初のライブ。

定評のある歌唱力と、その力強い歌声とギャップのある女の子らいし動きが魅力的だ。

 

本人は謙遜するが、見事なパフォーマンスで「儚くも永久のカナシ」を披露した花畑チャイカ。

さらに練習するとのことで今後も目が離せない。

 

3曲目の「千両役者」を披露した加賀美ハヤトと緑仙はステージをフルに活かした。

サビでの向かい合って歌い上げるシーンは必見。

 

5曲目の「give it back」を披露した町田ちまは先日3Dお披露目を行ったばかり。

元々歌唱力には定評があったがステージ上でも健在。むしろ伸びのある高音は緊張をまるで感じさせず、いつも以上に思えた。

 

この奥行き、このすれ違い、この回転感(?)がARライブだ!(byジョー・力一)

と、MCパートで走り回る三人。先ほどの感動的な場面から一転、この温度差がまさに「にじさんじ」ということなのだろう。

 

有料パート最初の曲となった「逆光のフリューゲル」では二人の歌姫が”絶唱”

大サビで向かい合っての歌唱力のぶつけ合いは鳥肌もの。

 

「絶望遊戯」では樋口楓も登場した。

歌詞表示の演出と照明が彩るステージ。彼らの存在を証明する「影」も見どころ。

 

2度目のMCパートでは大人ケツ人間(花畑チャイカ)が、らしさを存分に発揮。

ステージの段差を最大限利用した画角でトークを繰り広げた。

 

「かわE」でかわいい振り付けも披露する花畑チャイカ、緑仙、ジョー・力一、町田ちまの4人。ラストまで見逃せないパフォーマンスだ。

 

夢追翔のオリジナルソング「青空を睨む」では技術をふんだんに使い、夢追翔×夢追翔を実現。二人のゆめお(夢追翔)が素晴らしいパフォーマンスを披露した。

 

樋口楓の「Baddest」ではまるでMVを見ているかのような演出。

にじさんじの音楽を先陣切って走ってきた樋口楓の貫禄を感じさせた。

 

緑仙、夢追翔、加賀美ハヤトの3人によるユニット「le jouet」で「Viking」を披露。

 

ラストスパートは男性4人による「みかんのうた」

ここぞとばかりに暴れまわる4人が印象的だ。

 

 

「カナリヤ鳴く空」では樋口楓が得意のトランペットで参戦。

強烈な歌唱力とトランペットという4人による”セッション”は圧巻のステージだった。

 

Day2になってもその熱は冷めることなく、また違った盛り上がりを見せる。

 

Day2のトップバッターを務めたのはドーラ。「Flyers」を披露した。

 

葛葉が登場し、ドーラとのデュエットで「革命デュアリズム」を披露。

共に活動することも多い2人だがここでも息はバッチリ(?)

 

4曲目はパジャマから着替えた叶による「ビーバー」

さらにかっこよくかわいくなった叶に共演者もメロメロだったとか。

 

仲良し二人組による「はくちゅーむ」

椎名唯華も魔界ノりりむも終始笑顔だったのが印象的。

 

有料パートとなり、椎名唯華と剣持刀也のもちもちコンビが登場。

披露した「青と夏」は季節感が合っていて、二人が学生服なこともあって青春を感じさせるナンバーとなった。

 

“有料の女”委員長月ノ美兎が登場し、ドーラと共に激しいダンスも魅力な「まっさらブルージーンズ」を披露。

普段は見られないキレッキレのダンスは必見。

 

叶と葛葉、ChroNoiRによる「宿命」

段差に座り肩を組み歌う二人は最高に”エモい”

 

葛葉、椎名唯華、魔界ノりりむのずしりによる「Ready Steady」

普段の配信では喧嘩ばかりの3人だが喧嘩するほど仲が良いとはまさにこのこと。

 

月ノ美兎が登場し魔界ノりりむと「ダーリンダンス」を披露。

魔界ノりりむは初ライブとは思えないセットリストでダンスも歌も見事なパフォーマンスを披露した。

 

月ノ美兎の「みとらじギャラクティカ」はまさに集大成のようなものを感じる。

にじさんじの先駆者として先頭を走り続ける委員長(月ノ美兎)による最高の舞台。

掛け声はリアルのライブでも盛り上がること間違いないが、ARライブだからこそできる演出もとても魅力的で委員長(月ノ美兎)にしかできない芸当だと思わせてくれた。

 

叶、葛葉、剣持刀也による「スーサイドパレヱド」

抜群のチームワークを見せる3人は性別問わず見る者すべてを魅了する。

 

パート割りが”完璧”な4人の「ガブリールドロップアウト」

原曲の再現度が高く、ファンにとってはうれしいパフォーマンスとなった。

 

 

スクリーンショットでは伝えきれない部分がとにかく多かった今回のARライブ。

冒頭でも述べた通り映像技術を活かした次世代のライブとして最高な2日間だったのは間違いない。

一時、手を伸ばせば届きそうな距離まで縮まったバーチャルとリアルの境界。

それが昨今の状況から再び遠のいてしまったかに思えたが、このARライブは彼らがそこに確かに存在していることを示してくれただけではなく、離れてしまった距離をも近づけてくれたかのように思えた。

 

再び彼らに会うことができたなら、今度こそそれは本当に”手を伸ばせば届きそうな距離”で会えることを切に願う。

 

 

Day1セットリスト

1.「1・2・3」 レヴィ・エリファ、夢追翔

2.「儚くも永久のカナシ」 花畑チャイカ

3.「千両役者」 加賀美ハヤト、緑仙

4.「藍ヨリ青ク」 緑仙

5.「give it back」 町田ちま

MCパート① ジョー・力一、緑仙、町田ちま

6.「Black Market Blues」 加賀美ハヤト、ジョー・力一

7.「逆光のフリューゲル」 レヴィ・エリファ、町田ちま

8.「今宵、月が見えずとも」 ジョー・力一

9.「絶望遊戯」 ジョー・力一、樋口楓、町田ちま

10.「WITHIN」 加賀美ハヤト

MCパート② 加賀美ハヤト、大人ケツ人間(花畑チャイカ)

11.「かわE」 花畑チャイカ、緑仙、ジョー・力一、町田ちま

12.「19才」 花畑チャイカ、ジョー・力一

13.「青空を睨む」 夢追翔

14.「ANIMAる」 樋口楓、レヴィ・エリファ

15.「カワキヲアメク」 レヴィ・エリファ

MCパート③ 夢追翔、樋口楓、レヴィ・エリファ

16.「Baddest」 樋口楓

17.「点猫の唄(feat.井上苑子)」 町田ちま、ジョー・力一

18.「Viking」 緑仙、夢追翔、加賀美ハヤト

19.「IKIJIBIKI」 緑仙、樋口楓

20.「みかんのうた」 加賀美ハヤト、花畑チャイカ、夢追翔、ジョー・力一

21.「カナリヤ鳴く空」 レヴィ・エリファ、緑仙、町田ちま、樋口楓

ENCORE

22.「Wonder NeverLand」 樋口楓、緑仙、花畑チャイカ、町田ちま、ジョー・力一、夢追翔、レヴィ・エリファ、加賀美ハヤト

 

 

Day2セットリスト

1.「Flyers」 ドーラ

2.「革命デュアリズム」 ドーラ、葛葉

3.「心絵」 葛葉

4.「ビーバー」 叶

5.「はくちゅーむ」 椎名唯華、魔界ノりりむ

MCパート① ドーラ、椎名唯華、魔界ノりりむ

6.「シル・ヴ・プレジデント」 魔界ノりりむ

7.「青と夏」 椎名唯華、剣持刀也

8.「幽霊東京」 椎名唯華

9.「まっさらブルージーンズ」 月ノ美兎、ドーラ

10.「宿命」 叶、葛葉

MCパート② 叶、葛葉

11.「Ready Steady」 葛葉、椎名唯華、魔界ノりりむ

12.「ダーリンダンス」 月ノ美兎、魔界ノりりむ

13.「誰かの心臓になれたなら」 剣持刀也

14.「ray」 月ノ美兎、剣持刀也

MCパート③ 月ノ美兎、剣持刀也

15.「みとらじギャラクティカ」 月ノ美兎

16.「廻廻奇譚」 叶、剣持刀也

17.「スーサイドパレヱド」 叶、葛葉、剣持刀也

18.「Virtual Strike」 剣持刀也、ドーラ

19.「ガヴリールドロップキック」月ノ美兎、ドーラ、椎名唯華、魔界ノりりむ

ENCORE

20.「Wonder NeverLand」 月ノ美兎、剣持刀也、叶、ドーラ、魔界ノりりむ、葛葉、椎名唯華

 

タイムシフト視聴権販売中

購入期限

DAY1:2021年8月13日(金) 23:59

DAY2:2021年8月14日(土) 23:59

※生放送終了直後からタイムシフト視聴可能となります。

※視聴期限まで何度でも視聴できます。

※視聴期限を過ぎるとタイムシフト視聴中でも視聴できなくなります。

詳しくはイベント公式サイトまで

https://event.nijisanji.app/arstage_lightuptones/

 



記事作成

はらゾウ

三度の飯より配信を見るのが好き。
見るVTuberは企業個人問わず雑食。全力でふざける人を応援します


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