クラスター株式会社は1月23日、同社が提供するバーチャルイベントプラットフォーム「cluster」内で使用できるギフティング機能「Vアイテム」の一般公開を発表した。
今まで限られたイベントのみ対象だった同機能だが、今回の一般公開で「cluster」の利用者(配信者)が自由に収益化できることとなる。
「Vアイテム」とは
昨年10月にリリースした機能で「cluster」内で開催するイベント時に、配信者にバーチャルアイテムを贈り、マネタイズをサポートすることができるギフティング機能。花束や打ち上げ花火などの3Dアイテムを生放送中に贈ることで、視聴者も番組を直接的に盛り上げたり、配信者を応援することで、よりその場の「体験に参加」することが可能だ。
これまで、「Vアイテム」は、クラスターが主催とする一部イベントを対象とした機能だったが、今回の一般公開により「cluster」上で開催される全てのイベントで使用可能となり、「cluster」でイベントを開催し、配信を行う誰もが自由にマネタイズが出来るようになる。
贈られた「Vアイテム」は、「cluster」上での通貨である「Vポイント」として変換される。現在は現金化のみの運用となるが、今後のアップデートにより有料チケットや、物販、Vアイテムの購入が可能となる予定。(※「Vポイント」の払い出し機能は後日アップデート予定)
「Vアイテム」を贈るととできること
- 還元サイクル(パートナープログラム)でキャストに貢献できる
- Vアイテムを含めた貢献度が上位になると、参加者の数に関わらず、キャストからもアバターが見えるようになる(通常は入室順に表示)・・・など
クラスターは、将来的にバーチャル上で自由に商業活動ができるバーチャル経済圏のインフラをつくることをビジョンとして掲げております。今回の「Vアイテム」の一般開放を機に、可能性に満ちあふれたバーチャルな存在が、自由にマネタイズ可能なVRイベントを開催できる環境を提供することで、ビジョンの実現を加速させて参ります。
今後もクラスターは、 “全人類がひきこもりながら使えるバーチャル経済圏のインフラをつくる”という目標の実現に向け、これまで誰も感じたことのない、人が集まることによる熱狂や一体感を提供し続けることで、新たな価値創造に努めて参ります。
「cluster」について
誰でも手軽にバーチャルイベントに参加したり、開催したりすることができるVRアプリ。同時に数千人と接続可能で、ミーティングはもちろんのこと、大規模なバーチャルイベントも開催可能。バーチャル空間での”集まる”熱狂体験を提供する。
<関連リンク>
cluster公式:https://cluster.mu/
引用元:プレスリリース
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