多くのバーチャルYouTuberにとって、「Twitter」は切っても切れない存在です。
なぜなら、VTuberの主な活動場所は動画配信プラットフォームですが、それだけではファンを増やすのは難しいから。自身の活動を大勢に知ってもらうには、ソーシャルメディアの手を借りる必要があります。
それに、ファンや他のVTuberと交流するにあたっても、SNSは欠かせません。宣伝も交流もできるTwitterは、VTuberにとってほぼ不可欠なツールであると言えるのではないでしょうか。
本記事では、そんなTwitter活動をより便利にするための関連ツールをご紹介。
主にリスト管理やフォロー整理、エゴサーチなどをする際に役立つサービスをまとめました。Twitter公式のアナリティクス機能も便利ですが、このようなツールも知っておいて損はないはず。日々のツイ活やファン監視の一助になりましたら幸いです。
TweetDeck
「TweetDeck」は、Twitterの公式クライアントアプリ。
Twitter社が公式に提供しているサービスであり、複数のタイムラインを並べて表示できるのが特徴。残念ながら日本語非対応ですが、難しい設定や操作は必要なく、英語が苦手な人でも感覚的に使えるはずです。
このようにメインのタイムラインのほか、リプライ・いいね・DM・リスト・トレンドなどを「コラム(列)」として並べることが可能。
Twitterではフォロー数が増えてくるとタイムラインを追いきれないため、リストを作って管理している人も少なくないのではないかと思います。ですが、通常のTwitterのページではタイムラインをひとつしか表示できないため、リストをいちいち切り替えるのがどうしても面倒に感じられるんですよね。
そんな人にこそおすすめなのが、このTweetDeckです。
表示できるのはリストだけでなく、ハッシュタグや単語の検索結果も並べられます。フィルター機能を使えば、特定のワードやアカウントに絞って表示することも可能。日常的にエゴサーチをしている人ほど、その見やすさと使い勝手の良さに驚くのではないでしょうか。
詳しい使い方については割愛しますが、Twitter公式のヘルプページでも簡単に説明されていますので、参考にどうぞ。ちなみにTweetDeckは、「複数のアカウントでログインしてツイートできる」という点でも便利です。ただし誤爆にはご注意ください。
SocialDog
「SocialDog」は、Twitterのアカウント管理支援ツール。
「Twitterの支援ツール」と聞いて怪しいイメージを抱くする人もいるかもしれませんが、SocialDogは大手企業の導入実績も多く、比較的安心して使えるサービスかと思います。公式サイトの実績一覧を見ると、いちから株式会社さんのロゴもありますね。
SocialDogの機能としては、
- ツイートを予約投稿する
- フォロー数・フォロワー数などの推移をグラフで確認する
- 誰が、いつ、フォローorフォロー解除したかを確認する
- 特定のワードを含むツイートを自動的に収集する
- どんな人がフォローしてくれているか分析する
といったものがあり、どちらかと言えばビジネス寄りの使い方を想定したツールと言えるかもしれません。特定のキーワードを収集して表示してくれる機能もありますが、あまりエゴサーチには向かない印象があります。
おすすめは、「フォロー管理」の機能。
「新着フォロワー」の欄ではいつフォローされたのがわかるほか、Twitter公式アプリではわからない「フォローを外されたアカウント」についても、「新着フォロワー解除」の欄でまとめて確認できます。……あまり頻繁に見ると、寂しい気持ちになるかもしれませんが。
また、いわゆる「片思い」状態のアカウント(自分はフォローしているが、相手からはフォローされていない)や、30日以上ツイートをしていない「非アクティブ」のユーザーの一覧も表示することが可能。フォローを整理する際には、これらのリストが役立ちます。
SocialDogには有料プランもありますが、普通に使うぶんには無料プランでも困ることはありません。自分から積極的に他のユーザーをフォローしにいく人や、フォロワー数の推移を日頃から確認しておきたい人は、ぜひ利用してみてください。
whotwi
「whotwi」は、Twitterの分析ツール。
SocialDogと同じ企業が運営しています。
「グラフィカルツイッター分析」と書かれているように、特定のTwitterアカウントの情報を視覚的に分析してくれるサービス。その人のツイートの傾向や、仲が良いアカウント、フォロー状況やよく利用するハッシュタグなどをまとめて可視化してくれます。
具体的に「こういう使い方ができて便利」という実践的なツールではありませんが、Twitter活動を振り返るには最適。
ハッシュタグや「よく使うことば」からは自分の興味関心や言葉遣いが垣間見えるほか、「ツイート時間帯の傾向」を見ると生活リズムが一目瞭然です。
また、SocialDogと同じように「片思い」や「片思われ」のアカウントの一覧も確認できるので、フォロー整理に使うのもおすすめ。SocialDogほどの機能は必要なく、でもフォロー整理をしたいときには、こちらのツールを試してみてはいかがでしょうか。
ちなみにwhotwiでは、自分以外のアカウントについても、同様のデータを分析して表示することが可能です。そのため、中には「競合の分析」を目的に使っている人もいるのだとか……?
リツイート直後のツイートを表示するやつ
「リツイート直後のツイートを表示するやつ」は、読んで字の如く、リツイート直後のツイートを表示してくれるサービス。
たとえば、「動画を投稿しました!」の投稿をこのツールで見れば、そのツイートをRTしてくれた人の次のツイートがまとめて表示されます。
これによって、自分の名前やハッシュタグの検索ではヒットしない感想も、取りこぼさずに確認できるわけですね。動画ではありませんが、僕も自分が書いた記事に対する反応をチェックする際には、いつもこのツールのお世話になっています。
使い方は簡単。
Twitterアカウントと連携すると自分の最新のツイートが読み込まれますので、それぞれ「リツイート直後のツイート」を見たいツイートの【↓】をクリックするだけです。
過去の投稿まで遡るのが面倒でしたら、反応を確認したいツイートのリンクを入力すれば、すぐにそのRT直後のツイートを確認可能。また、自分の投稿だけでなく、他の人のツイートのリンクも入力できますので、「他人が投稿した、自分に関係のあるツイートへの反応」を探したい場合にも重宝するサービスです。
まとめ
本記事で取り上げたサービスはどれも大勢のユーザーが利用しており、基本的には安心して使えるものだと考えております。ですが、万が一のことがないとも限りませんので、Twitterと連携する際にはぜひ利用規約を確認したうえでご利用ください。
便利なツールを正しく活用して、充実したTwitterライフを送りましょう!
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