斑多笹仁(はんだ ささひと)さんが提供する動画編集代行サービス「Panda Vfilm」が、2019年2月10日(日)までトライアルサービスを実施している。期間中、先着10本に限り1本あたり3000円で動画編集を引き受けるとのこと。
「Panda Vfilm」とは?
Vtuber向けの動画編集代行サービス。依頼者の過去の動画を確認し、雰囲気や編集スタイルを損なうことのないよう仕上げてくれる。依頼から1~2週間で納品可能とのこと。
依頼者(Vtuber)は撮影や配信に専念できるうえ、動画編集に時間がかかっていた人にとっては動画投稿頻度を上げられるメリットもある。
実績動画
動画編集およびオープニング制作
動画編集
オープニング制作
動画編集(投稿動画の全てを担当)
VRChat内、publicワールドで西へ東へ営業中!
斑多笹仁さんの営業場所はVRChatのpublicワールドがメインだ。いろんな場所を回っているようで、さまざまな場所で目撃されている。その場で相談することも可能なので、VRC民はあえて探しに行くのも楽しいかもしれない。
もちろんTwitterでの相談も受け付けている。
夜になるとこんな感じでパブリックワールドを回っております~、スクショなどしてTwitterに載せてくださるととても助かります! pic.twitter.com/jwgC6hmb1J
— 斑多 笹仁 / Sasahito Handa 🐼🎞️ (@Sasahito_Handa) January 22, 2019
#今日のVRchat
— アトラス@Vtuber (@atls_zavel) January 25, 2019
1:営業中のPanda Vfilm(@Panda_film_0235)さん
2:マジックスネーク、眼鏡。アニメーションで組み上がってました。
3:恵方巻きますきゃっと
4:3人のアバターが合体してパンジャンに!? pic.twitter.com/KY41aexj3q
Vの動画編集代行業を生業にしているパンダ
— 三田村綯夜📖VR小説書き (@kuzusaki) January 22, 2019
実績ありなので動画編集がくっそたるいので動画上げらんないよーって人は相談すると良いと思う pic.twitter.com/KTj1Kv3cwo
「Panda Vfilm」を始めようと思ったのは、意外な理由だった
動画編集を手掛ける人は他にもいるが、その理由は人それぞれではないだろうか。
Vポスにコンタクトしてくれたことを幸いにと、当サービスを始めようと思った理由と安さの秘密を教えてもらうべく、斑多笹仁さんに質問したところ快く応じていただいた。
ーー「Panda Vfilm」を始めるに至ったキッカケを教えていただいてもよろしいでしょうか?
まず私には識字障害があって手書きの文字の読み書きが出来ないんですよ。
それで普通の職に付くのが難しいなって思って、でもPCとかITが発展している世の中で自分にどんな事が出来るかなと思って「Panda Vfilm」を作りました。
「識字障害の自分がVRで新しい職業を見つけた」ということが今ではとても嬉しく、動画編集が苦手だったり、時間がないVtuberのお手伝いが出来ればと思っています。
ーートライアル期間限定価格とのことですが、通常価格はいくらになる見込みでしょうか?
今は「自分自身を試す期間」と思って安くしています。どれ位自分が仕事を取れるのか、どれぐらい頑張れるのか、それを見極めるためにトライアル期間を設けています。
ただこのまま3000円という投げ売り価格で売り続けると業界へのダンピングとなってしまうので、早期の内に値段を上げていきたいと思っていますが、早期にご依頼をくれた方には比較的安価な価格でご提供できるかと思います。
ーー動画編集に時間がかかる方にとってとてもありがたいサービスだと思います。お一人で運営されているのですか?
「Panda Vfilm」は自分一人で運営しています。一度に受付可能な件数もこれからしっかりと見極めて行きたいです。
識字障害というハンディキャップを抱える斑多笹仁さんだが、自分ができることを模索した結果、Vtuberの動画編集という答えにたどり着いたとのこと。
「Panda Vfilm」を始めた理由が予想外のところにあり、バーチャルの利点を生かした職業として考えさせられるものであった。
「識字障害の自分がVRで新しい職業を見つけた」という言葉は、リアルでハンディキャップを抱える人にとっても可能性のひとつを提示してくれるものではないだろうか。
情報提供:斑多笹仁さん
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