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2020年上半期デビューのVtuberをピックアップ!注目の新人さん10人を紹介します

Date: 2020/07/06 タグ: , , , , , , , , , ,

けいろー

時が経つのは早いもので、気づけば2020年も下半期に突入。

振り返ってみれば、この半年間だけでも数多くの新人Vtuberがデビューし、話題になりました。2020年1月には「バーチャルYouTuberの人数が10,000人を突破した」という発表もありましたし、Vtuberの数は今なお増加傾向にあると言えるでしょう。

とはいえ、それだけ多いとチェックするのも一苦労。普段から何人ものVtuberを追っている人は新人さんを探す暇もないでしょうし、何かきっかけでもないかぎり、気になるVtuberを新しく見つけるのは難しい現状があります。

そこで本記事では、2020年デビューの新人Vtuberをご紹介。

2020年の上半期にデビューした、10人(9人+1匹?)の新人Vtuberをピックアップして取り上げています。すでに活躍されている方も多いですが、これから下半期にかけてさらに活動の幅を広げそうな注目の新人さんをまとめました。気になるVtuberと出会うきっかけになりましたら幸いです。

 

メトロミュー

メトロミューさんは、宇宙を旅するバーチャルシンガーソングライター。

ストーリーと音楽が融合したエンターテインメントプロジェクト「エクレアグルーヴ」の主人公であり、YouTube・Twitter・Instagramでその物語の軌跡を記録しています。

「ストーリーの進行に従って新たな音楽が生まれる」という世界観が特徴で、ポップなイラストと3Dモデルもかわいらしい。そのやわらかい声で紡がれる言葉とメロディを聞いていると、まるで無重力の世界をぽわぽわと漂っているような気分になれます。

そんなメトロミューさんが最初に訪れた惑星「スパーク」で制作したのが、1stシングル『めろめろグルーヴ』。清涼感あふれるポップサウンドとウィスパーボイスに浸れる、炭酸水のように爽やかな1曲となっています。YouTubeで聴けるほか、各種音楽サービスでも配信中。

活動を始めて間もないこともありまだ動画は少なめですが、今後も物語の進行と共に楽曲が増えていくはず。“発見”された惑星から、次にどんな曲がくるのか想像してみるのも楽しそうですね。オリジナル曲以外に『FLY ME TO THE MOON』のカバー動画も投稿されています。

 

Twitter / YouTube / Instagram

 

夢羽九

夢羽九さんは、三度の飯とおやつと歌が好きなラッパーVtuber。

4月下旬にTwitterで活動を始めるやいなや数多くの弾き語り動画を投稿し、音楽系Vtuberのファンのあいだで話題になっていました。

YouTubeではしばしば弾き語り配信をしており、楽曲のリクエストも受付中。

いつも本当に楽しそうに歌っているので、自然と覗きに行ってしまう魅力があります。音楽の守備範囲はむちゃくちゃ広く、邦楽・洋楽・アニソン・ボカロなどなんでもござれ。特にハロプロが好きらしく、リクエストすると心底から嬉しそうに歌ってくれます。かわいい。

また、自己紹介ラップをはじめとしたオリジナルラップも投稿。

本当にラップが好きで好きでたまらないらしく、寝ても覚めても最終的には「ラップしよ」の気持ちに着地するという根っからのラッパー。「ベランダで大きな黒い虫と鉢合わせて腹が立ったのでラップします!」とツイートし、即興のラップを投稿していたこともありました。つよい。

早くもクラブイベントに出演するなど、Vtuberの音楽シーンで注目を集めている夢羽九さん。尊敬するラッパー・鵬雛さんと共に「ソルナシエンテ」を結成し、ユニットとしても精力的に活動しています。すでに2つのアルバムを鵬雛さんのBOOTHで無料公開していますので、気になった方はぜひダウンロードして聴いてみてください。

 

Twitter / YouTube

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93poetry

顔の無いポエマー・93poetryさんは、言葉を巧みに操るラッパーVtuber。

ポエトリーリーディングを得意としており、すでにいくつもの作品を世に送り出しています。「音楽を止めるな」「ぽんぽこ24」などの企画でも話題になっていたため、「聞いたことある!」という方も多いのではないでしょうか。

代表作『「なにか」』は、なんでもない人間の、何者にもなれないどこかの誰かの、等身大の感情を詠った詩。「音楽を止めるな」で流れた際には、コメント欄のみならずTwitterでも大勢が言及するほどの感動を呼び起こしていました。

YouTubeに作品を投稿している一方で、ライブにも出演している93poetryさん。

VRChatで開催されるイベントを飛び回りつつ、自身も演者としてたびたびパフォーマンスを披露。先日の「VRポエトリーリーディング大会」では、臨場感あふれる「読み」によって大勢の視聴者の心を掴んでいました。

もう1曲おすすめしたいのが、仲間たちと制作したオリジナル曲『「同じ」』

短い作品ですが、わずか2分間でこんなにも感情に訴えかけてくる詩と映像はそうそうありません。言葉を尽くして「詠う」からこそ、伝わる感情もある。93poetryさんが紡ぐ言葉には、聴く人にも“なにか”をやってみたいと思わせる力がある。そのように感じました。

そう、例えば、こんなポエムでも読んでみる、とか。

 

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ココロイチル

ココロイチルさんは、WACTORに所属する狼の男の娘。

歌とゲームが大好きなボクっ娘(※だが男だ)で、YouTubeだけでなくbilibiliとSHOWROOMでも活動中。コメント欄を見ると、海外のファン層も厚いことが窺えます。

中性的な少年声に、かっこいいハスキーボイス、そして愛らしい女の子声など、多彩な声色の持ち主。声の表現のみならず演技の幅も広く、男らしいイケメンムーブにキュンとさせられたかと思えば、優しさ&甘さ成分強めのASMR配信にドキドキさせられることもあります。

そのようなギャップもイチルさんの魅力ですが、それだけではありません。

彼の「声」の真骨頂は、ずばり「歌」にあります。動画として投稿されている歌はまだ少ないものの、歌声の幅がむちゃくちゃ広い! 最初に投稿された『ロキ』を聴けば、そのかっこいい歌声とかわいい声色の使い分けにきっと驚かされるはずです。

そして特におすすめしたいのが、Remix版『乙女解剖』のカバー動画。

イントロのささやき声、甘さと艶やかさをはらんだ低音、女性的なセリフなど、わずか数分で表現に富んだ多彩な歌声を味わえます。時に語りかけるように、時に吐き捨てるように、時に情感たっぷりに、時に淡々と紡がれる、色とりどりの歌声。その音と言葉の奔流に溺れてみませんか?

 

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音琴かなみ

音琴かなみさんは、歌とダンスと酢豚が好きな猫アイドルVtuber。

主にYouTubeで活動しており、アイドルとして生歌ライブ枠をたびたび実施。6月にはMixChannel公認ライバーとなり、参加したイベントで見事に2位を獲得しました。

かなみさんの魅力は、何と言ってもそのキュートな声!

それもただかわいらしいだけでなく、聴いていて心地よく感じられる透明感のある歌声が特徴。3Dモデルで歌う姿も愛らしく、ゆらゆら揺れるしっぽがかわいい。アニソン&ボカロ曲多めのライブ枠は、初見の人でもきっと楽しめるはずです。もちろん、歌ってみた動画も!

かなみさんの愛らしさがたっぷり詰まった『可愛くなりたい』をはじめ、癒し成分高めの『ハロ/ハワユ』、元気いっぱいに動く姿を堪能できる『ダダダダ天使』など、多くのカバー動画を投稿しています。透き通るような高音に浸れる『Violet Snow』もおすすめ。

そんな彼女はYouTubeの外でも積極的に活動しており、5月には『TokyoVRadio』にゲスト出演したほか、つい先日開催されたMixChannelのコンプティーク掲載イベントでも入賞。7月にはオンラインイベント『Vtu”Bar”』にも出演するなど、活動の幅を広げています。

名実ともに“アイドル”として成長中のかなみさん。今後ますます人気になること間違いなしの彼女の活躍を、今からでも追いかけてみてはいかがでしょうか。

 

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黒田竜夜

3月デビューのイケメン新人Vtuber・黒田竜夜さん。

何と言っても、顔がいい。ちょいワル系イケメンVtuberとして、イケボを駆使したあんな配信やこんな配信をしている――のかと思いきや、茶目っ気たっぷりの愉快なお兄さんがそこにはいました。

普段は『Apex Legends』を中心としたゲーム実況をしつつ、1~5分ほどの短い動画も結構な頻度で投稿している竜夜さん。特に単発動画はどれも笑えるものばかりで、そのハイテンションボイス(たまにイケボ)による軽快なトークは聞いていて癖になります。

ほら、見てください、この圧倒的なテンポの良さ!

顔も声もイケメンなのに、どことなく「めちゃくちゃ喋る近所の元気なおばちゃん」のようにも聞こえてこないでしょうか(※個人の感想です)(※だがそれがいい)。ゲーム実況や雑談配信から入ってもいいですが、まずは短い動画を見て黒田竜夜ワールドを堪能していただきたいところ。

一方で、そんな竜夜さんにはもうひとつの顔があります。

それが、「作曲系Vtuber」としての顔。自身が作曲した楽曲をYouTubeに投稿しており、オリジナルのボーカル曲も自ら作詞して歌っています。ジャンルとしては、思わず体を動かしたくなるようなEDMが多め。聴く人に寄り添うような歌詞がまた素敵なので、ぜひ動画とあわせて聴いてみてください。

 

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夜凪ノア

ネバーランドを追放されたゲーム大好きVtuber・夜凪ノアさん。

活動内容はゲーム実況が中心で、長時間配信に定評があります。「まだ1時間くらいだよね?」と言いつつ、実際には4時間経っている――なんてこともしばしば。

これまでに遊んできたゲームは、『スプラトゥーン2』『ポケットモンスター ソード』『雀魂』『夜勤事件』『チックタック』『星のカービィ スーパーデラックス』『アンリアルライフ』『UNDERTALE』など。長時間でもダレることなく、常に心から楽しんでいることが伝わるプレイングが魅力です。

リスナー参加型の企画もたびたび行なっており、近い距離で一緒に遊べるVtuber。

誕生日に開催された『マリオカート8』の配信では、たくさんのリスナーが入れ代わり立ち代わりノアさんに挑戦し、本気のレースを繰り広げていました(※たまに忖度)。4時間にも及んだ配信の最後には、ドラマチックな展開も……!

6月末のデビュー3ヶ月記念&収益化配信では、リスナー待望の「歌」も披露したノアさん。いつかは歌動画も出してみたい……というお話も過去にされていましたが、他にもいろいろとやりたいことがあるそう。ゲーム実況以外の活動への期待も高まりますが、まずはぜひ、彼女のゲームプレイを覗いてみてください。

 

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朝比奈こん&小日向ぽん

見習い魔法使いの朝比奈こんさんと、同じく見習い魔法使い……だったはずのたぬき・小日向ぽんさん。YouTubeチャンネル「あさひな日和 だいたいぽんといっしょ」にて、2人(1人+1匹?)で仲良く活動中の新人Vtuberコンビです。

基本的には2人1組で活動していて、雑談もゲーム実況もわいわい楽しい雰囲気。2人のやり取りにはクスッと笑わされることも多く、落ち着いて聞けるゆるーいトークが魅力です。たとえるなら、日常系4コマ漫画のような。

そんなまったり感あふれる仲良しコンビのですが、歌ってみた動画も投稿中。

2人はトークだけでなく歌声の相性もばっちりで、『てあらいうがいの歌』では楽しい掛け合いを聴くことができます。ナース姿の2人がこれまたかわいい! 同時に、朝比奈こんさんの澄んだ歌声を聴ける『CLEAR』『やさしさに包まれたなら』もおすすめです。

また、2人は「朝比奈こんプロジェクト」と題したVtuberプロジェクトの一員であり、チームで運営されているVtuberなのだとか。デビュー前からFANBOXで活動報告を公開するなど、「ファンが近い距離で応援できるVtuber」しても注目されています。まだまだいろいろと準備しているようですので、これからの活動にも期待ですね!

 

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夕影ミコト

「オペラ系大正浪漫中性アイドルVsinger」を名乗る、夕影ミコトさん。

大正浪漫な装いに身を包む、文化喫茶《アリエス》のマスター。穏やかな口調と落ち着きあるトークが持ち味で、配信に訪れたお客さんを優しく出迎えてくれます。5月中旬に活動を始めたばかりながら、SHOWROOMの初イベントでは100万ポイントを達成しました。

そんなミコトさんの魅力は、「声」と「歌」。

その中性的な声色で男女を問わず魅了しており、「一声聴いて好きになった」というファンの姿もちらほら。語学や音楽、映画や物語といった文化活動に造詣が深く、その唯一無二の声と穏やかな口調から繰り出される多彩なトークによって、お客さん(リスナー)を楽しませています。

さらに特筆すべきは、その歌声。

10年以上にもわたって声楽を学んできたその筋のプロであり、自称のとおりオペラも歌いこなす歌唱力の持ち主。他方ではアニソンやボーカロイド曲も嗜んでおり、低音のかっこいい歌声にキュンとさせられたり、きれいな高音にうっとりと聞き惚れたりと、カラオケ配信では至福の時間を過ごせます。

かと思えば、「初見さんを『ハム太郎とっとこうた』で歓迎する」というお茶目な部分や、「『Fate』をはじめ好きな作品の話をすると止まらなくなる」というオタクな一面も。落ち着きのあるイケメンかと思いきや、子供のような無邪気さとかわいらしさもあり、それでいて歌声は随一。そんないくつもの顔を持っている点も、ミコトさんの魅力です。

 

Twitter / YouTube / SHOWROOM

 

まとめ

以上、2020年上半期デビューの新人Vtuberを紹介させていただきました。

本当はもっとたくさんの新人さんを取り上げたかったのですが、さすがにこれ以上まとめようとすると長くなってしまいますし、一人ひとりを詳しくご紹介できそうになかったので……。また別の機会に取り上げられれば、と思います。

それに筆者自身、新人さんを隅から隅までチェックできているわけではありません。この記事を読んでくださっているVtuberファンの中にはもっと詳しい方もいらっしゃるでしょうし、「どうしてあのVtuberがいないんだ!」と感じた方もきっといらっしゃると思います。

ですので、もしよかったら、あなたのおすすめの新人さんをTwitterやブログで教えていただけると嬉しいです。ハッシュタグ#2020年上半期デビューの推しVtuberで呟いていただければ、喜んで覗かせていただきます。

というわけで長くなりましたが、この記事が気になるVtuberと出会うきっかけになりましたら幸いです。

2020年下半期も、楽しく“推し事”していきましょう!



記事作成

けいろー

ライター。ネットカルチャー好き。ゆとり世代。最近はVTuberとVRChatに夢中。執筆実績として『HATSUNE MIKU EXPO 2016 Japan Tour』公式パンフレット等。【 Twitter / ブログ


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