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​バーチャル美少女ねむ、アバターの身体で感じる「VR感覚」をテーマにした360°MV・3Dライブに向けクラファン「ファントムセンス」プロジェクト始動

Date: 2021/07/08 

VTuber「バーチャル美少女ねむ」は6月30日、VRアバターの身体で存在しないはずの感覚を感じる「VR感覚」をテーマにしたクラウドファンディング「ファントムセンス」プロジェクトを始動した。VRユーザーでなくても誰でも体験できる360°MV映像の公開と3D音楽ライブにより、VRの新たな可能性を示す事を目指す。

■「VR感覚=ファントムセンス」とは

実際には視覚・聴覚情報しかないはずのVR体験中に、アバターの身体を脳が実際の身体と誤認識することによって、本来存在しないはずの触覚・匂い・温度感覚などを疑似的に感じる現象のこと。日常的にVRアバターで生活するようになったVTuberやソーシャルSNSユーザーによって多くの事例が報告されており、論文が発表されるなど、現在注目を集めている。

代表的な事例としては以下のようなものがある。

・アバターの身体が他の人に触られたとき、実際に触られたような感じがした。

・顔を近づけた相手の吐息を感じて、思わずのけぞってしまった。

・温泉ワールドに入ったら汗をかいて、VRゴーグルのレンズが曇ってしまった。

・深海ワールドに潜ったら、冷たさに身体が震えてしまった。

感じる感覚の有無や強さには個人差が激しく、まだ本格的な研究はこれからの分野だが、訓練や催眠術により後天的に感覚を強めることができると経験的に分かってきており、VR界隈では俗に「VR感覚を生やす」などと呼ばれている。

■クラウドファンディング「ファントムセンス」プロジェクト

●目的:

「VR感覚=ファントムセンス」を世界に届けること。特にVTuberを知らない人達・VRを体験したことのない人達にも届けること。

●ゴール:

①「ファントムセンス」をテーマにした楽曲を、VR/VTuberのみんなの想いを集めて制作する。

②「ファントムセンス」を身に着けて進化した事をビジュアルで表現するため、新3Dモデル「ファントムセンスねむ(仮)」を制作する。

③VR機器がなくてもスマホでも気軽に視聴できる「360°映像」で「ファントムセンス」がイメージできるMV(ミュージックビデオ)を制作・公開する

④ 誰でも参加できる「歌ってみた」コンテストを実施する

⑤有識者を招いて「ファントムセンス」の真実に迫る対談企画「ファントムスピーク」を実施する

⑥大規模3D音楽ライブイベントを実施する(ストレッチゴール)

⑦ソーシャルVR内で完成した360°MVをみんなで視聴したりカラオケしたりできる「専用ワールド」を制作する(ストレッチゴール) 

●リターン:

・公式サポーター”感覚を媒介する幻影”「ファントム」として認定し、MV備考欄でクレジットしライブで名前を読み上げる。

・支援金額に応じて、ねむにナデナデされる「ナデナデ動画」・新モデルのサイン付きプロマイドが送られたり、ねむとコラボ・デートする権利などが与えられる。

●支援募集期間:6/30(水)からの30日間
●支援募集締め切り:7/30(土) 23:59

●プロジェクトページ:人類のVR感覚を呼び覚ます!360°MV&ライブ「ファントムセンス」プロジェクト – CAMPFIRE (キャンプファイヤー) : https://camp-fire.jp/projects/view/454265

■楽曲「ファントムセンス(仮)」β公開&作詞コンテスト実施中

VR/VTuberのみんなの想いを集めて楽曲を制作するため、作詞コンテストを実施中。既にシンガーソングライター・VR世界で音楽パフォーマー・ソーシャルVRユーザーなどから20件を超える歌詞の応募が集まっている。

・締切:7/3(土) 23:59

・応募方法:Twitterで「#ファントムセンス作詞」のハッシュタグで投稿
・コンテスト詳細 : 【7/3まで】作詞コンテスト詳細 → 新曲「ファントムセンス(仮)」 https://note.com/nemchan_nel/n/n65e288671e73

 

■新3Dモデル「ファントムセンスねむ(仮)」

曲のPRとMV撮影のため「ファントムセンスを手に入れたねむの最終形態」として新3Dモデル「ファントムセンスねむ(仮)」を製作する。詳細は検討中だが、相手に触れると手足に紋様が浮き出たり電撃が走るなど、ファントムセンスを手に入れた事をビジュアルでもわかりやすく表現するギミックを搭載する予定。

キャラクターデザインは少年エースで「恋する寄生虫」を連載していた漫画家の「ホタテユウキ」先生が担当する。

■ファントムセンスの真実に迫る対談企画「ファントムスピーク」

有識者を招き、ファントムセンスの真実に迫るインタビュー・対談番組「ファントムスピーク」を実施する。第一回配信は7/7(土)を予定。

●対談ゲスト:VR感覚研究者「SUKANEKI(すかねき)」

2021年5月にVR感覚に関する論文を発表しセンセーションを巻き起こしたVR感覚研究者。VRユーザーのためのNPO法人「バーチャルライツ」の理事長も務める。

https://twitter.com/SUKANEKI_VRC

※論文 :「HMD利用経験の有無がVR空間における落下感覚知覚に与える影響」 https://is.gd/a8GeoY

●対談ゲスト:VRヒプノセラピスト「Pyloricom」

世界的な団体であるアメリカ催眠士協会(NGH)の認定ヒプノセラピスト。催眠を使ってVR感覚を開発する独自のセラピーを世界に先駆けてVR空間上で多数行ってきた。

https://twitter.com/py5d

●対談ゲスト:バーチャルAV女優「Karin」

世界最古の「バーチャルAV女優」にして、世界初のVR風俗店「X-Oasis」の経営者兼キャスト。職業柄、VR感覚についても詳しい (意味深)

https://twitter.com/vxtuberkarin

参考:ねとらぼ「バーチャルセックスで人類は滅ぶのか」 https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2105/31/news141.html

■バーチャル美少女ねむ (VTuber)

「バーチャルでなりたい自分になる」をテーマに2017年から活動している自称・世界最古の個人系VTuber。個人がVTuberを始める方法を公開し、その後のVTuberブームに貢献。2020年にはNHK人気番組「ねほりんぱほりん」に出演しお茶の間に「バ美肉(バーチャル美少女受肉)」の衝撃を届けた。ボイスチェンジャーの利用を公言しているにもかかわらず楽曲『ココロコスプレ』で歌手デビュー。自筆小説『仮想美少女シンギュラリティ』はAmazon売れ筋ランキング「小説・文芸」部門1位を達成。フランス日刊紙「リベラシオン」・朝日新聞・日本経済新聞などで、VR文化に関する掲載歴多数。

https://twitter.com/nemchan_nel

https://www.youtube.com/nemchan_nel

 

■サポートメンバー「ファントムマイスター」

プロジェクトにご協力するサポートメンバー「ファントムマイスター」は以下の通り。これ以外にも必要に応じて随時メンバーを追加する予定。
●作曲 : バーチャルアーティスト「Kapruit」

DTM/クラブミュージックの作成などで活躍。2020年にはバーチャル美少女ねむテーマ曲「ココロコスプレ」「キミノキオク」を発表し、バーチャル界にその圧倒的センスを轟かせた。

https://twitter.com/Kapruit_

●キャラクターデザイン:漫画家「ホタテユウキ」先生

異次元の画力を持つ若手実力派漫画家・イラストレーター。少年エースで『恋する寄生虫』を連載していた。現在は次回作を執筆中! ねむの陰謀により、現在ではすっかりVRの住人になった。

https://twitter.com/Hotateyuki

●3Dモデル製作:VRoidスタイリスト「白柿マイナル」
バーチャル美少女ねむや、世界初の議員系VTuber「おぎの稔」など、有名VTuberの3Dモデルを数多く手掛けるVRoidスタイリスト。アバターの可愛さには定評がある。
https://twitter.com/mainarutyan
●VR撮影技術協力 :「orange」 (Neos East – Japan)
次世代ソーシャルVR「Neos VR」を広めるために活動。3D空間内でカメラを⾃動で切り替えるツール「CINE SWITCHER」を開発するなど、VR世界におけるカメラ技術で知られる。
https://twitter.com/mikan3134

●アバターギミック協力:「Aesc」 (Neos Menter)
次世代ソーシャルVR「Neos VR」公式メンター。Neos VRのユーザーインターフェイスの翻訳や公式Wiki/日本語Wikiの管理などユーザーをサポートする活動を行う。
https://twitter.com/pinus_aescu

●翻訳&海外発信協力 : スイスのVTuber研究者「Mila(Liudmila) Bredikhina」
VTuberを研究するスイス・ジュネーブ大学の研究員にして、自身もVTuber。VTuber現象が世界に与える影響をねむと共に日々研究・考察している。

https://twitter.com/BredikhinaL

※参考:朝日新聞/論座「新型コロナは、バーチャルコミュニケーションを加速したか」https://webronza.asahi.com/culture/articles/2020073000009.html


投稿者:バーチャル美少女ねむさん

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