※本記事は、2021年上半期に投稿されたVtuberオリジナル曲をまとめたピックアップ記事の「後編」となります。「前編」は下記リンクからどうぞ。
https://vtuber-post.com/?p=14972
目次
- 1 【ホム・レス】START LINE
- 2 【ヴィヴィアン・ケンジントン】斜陽
- 3 【メトロミュー】都市伝説
- 4 【水間くらら】月泡
- 5 【おはよう真夜中】MOON LIGHT
- 6 【諸星ツキナ】スローモーション・ジャーニー
- 7 【絳ヰサタン】ワンルーム・シティー・ポップ
- 8 【幽夏レイ】8月のモラトリアム
- 9 【東雪蓮】帰り道
- 10 【のろいちゃん】キサラギトレイン
- 11 【川端ひまわり×コッカルカ】ideal self
- 12 【黄ノ星つくり feat YuNi & 鹿乃】センゴクフードファイター
- 13 【紡音れい】Paranormal Phenomenon
- 14 【カクレゴ】アルターエゴ
- 15 【紅杯ひぐれ】取り残された
- 16 【拠鳥きまゆ】カラの鼓動はソラになる
- 17 【朝比奈こん】ワンダーラスト・アルカディア
- 18 【ナギナミ】クロスエメラルド
- 19 【猫雷にゃる】にゃん☆ぼると
- 20 【モネ】モネ活宣言
- 21 【名取さな】アマカミサマ
- 22 【兎田ぺこら】ぺこらんだむぶれいん!
- 23 【星街すいせい】GHOST
- 24 【ホロライブID】id:entity voices
- 25 【ホロライブ4期生】キセキ結び
- 26 再生リスト
【ホム・レス】START LINE
個人勢新人Vtuber、ホム・レスさんによる、自主制作ピアノソロMV。
冒頭から疾走するような旋律に一瞬で引き込まれ、軽やかにピアノを奏でる姿に魅せられる。しかもこちら、ハンドトラッキング用の機材などをフルで使用し、「実際のピアノ演奏」をキャプチャしているというのだから驚かされます。今後どのような演奏で魅せてくれるのか、楽しみでなりません。
【ヴィヴィアン・ケンジントン】斜陽
高校生ギター弾き語りVtuber、Vivichanことヴィヴィアン・ケンジントンさんのオリジナルソング。
甘く優しく、それでいて芯の強さも感じられる歌声は、物悲しい夜に聴くと元気をもらえそう。普段はジャンルを問わずギターを使った弾き語り動画を投稿している彼女の、弾き語りVtuberとしてのギターソロも必聴です。
【メトロミュー】都市伝説
宇宙を旅するバーチャルシンガーであり、自ら作詞作曲もするシンガーソングライター・メトロミューさんの5thシングル。
浮遊感のあるエレクトロサウンドが気持ちいい1曲。彼女のウィスパーボイスは、一声聞いてハマる人もきっと多いのではないでしょうか。どこか懐かしさを感じる機器が登場するポップなMVとあわせて、「メトロミュー」の世界観に目と耳で浸れる作品です。
【水間くらら】月泡
ZERO Project所属・水間くららさんが自ら作曲したオリジナルソング。
キラキラ、ピコピコ、パチパチ、フワフワと、聴いているといろいろな「音」が脳裏をよぎる楽しい楽曲。それはまるで、夜空で満たされた大きな水槽を、種々様々な「音」が自由気ままに泳いでいるかのよう。重なり合う音の中で揺蕩うように響くくららさんの歌声と、泡が弾けるような高音が癖になります。
【おはよう真夜中】MOON LIGHT
Vsinger・おはよう真夜中さんの1stオリジナルソング。作曲は花奏かのんさん。
REALITYの楽曲提供イベントで入賞し制作された、彼女のための月夜の歌。曲を通して響く歌声と楽器の音色が、眠れない夜を過ごす人や、真夜中に働く人たちを優しく照らしてくれる。「月が夜を照らしているからまた歌える」のワンフレーズが胸に沁み入ります。
【諸星ツキナ】スローモーション・ジャーニー
アネモネプロジェクト所属・諸星ツキナさんの2ndシングル。作曲はアザミさん。
忙しい毎日を思いながら、静かな夜の宙空を浮かんで漂っているかのような歌詞とメロディ。サビで開放される感情と高音、そして合間合間に聞こえる息遣いが、耳に心地よく響きます。せわしなく過ぎる日々の中、ふとした瞬間にポコっとあいた空白地帯を、この音楽と歌声で満たしたい。
【絳ヰサタン】ワンルーム・シティー・ポップ
Vtuberグループ「JKで魔王ですが何か?」の赤い魔王、絳ヰサタンさんのオリジナルラップ。
聞き覚えのある単語の数々と、淡々と日常を紡いだリリックから伝わってくるのは、圧倒的な生活感。どこにでもありそうなワンルームで、囁き、呟き、口ずさまれる、ありきたりな毎日。ある意味では生々しくもあるのだけれど、不思議と落ち着く……そう、実家のような安心感を覚える1曲です。
【幽夏レイ】8月のモラトリアム
Vsinger・幽夏レイさんの1stジシングル。作曲をバーチャルねこさん、作詞をかしこまりさんが担当しています。
真夏の気だるさと、陽炎で霞む遠景。レイさんのアンニュイな歌声と、バーチャルねこさんの幻想的な音楽によって、「夏」という季節そのものを体現した空気がそこに生まれている。そんなイメージすら幻視する、夏真っ盛りのまさに今聴きたい音楽です。扇風機の前に座って、アイスキャンディをなめながら。
【東雪蓮】帰り道
Blanche Fleur所属・東雪蓮さんのオリジナルソング。作曲は吉村彰一さん。
穏やかなメロディと、あたたかなギターの音色。がんばる人の背中を押すような歌詞に、美しく優しい歌声が胸を震わす1曲。聞く人の感情に寄り添うような歌詞が印象的ですが、最後は日常へと帰っていくようにも聞こえる――。そんな情景描写もきれいだと感じられました。
【のろいちゃん】キサラギトレイン
怪談朗読Vtuber・のろいちゃんのオリジナルソング。作曲はnavellさん。
のろいちゃんと彼女のYouTubeチャンネルのテーマソング的な立ち位置にある『怪談少女のろいちゃん』に対して、今回はかの有名なネットロア『きさらぎ駅』をフィーチャーした歌。オリジナル曲であると同時に、彼女の新作朗読として楽しむこともできます。淡々と進む歌と物語、そして電車の行き先は――?
【川端ひまわり×コッカルカ】ideal self
Vtuberデュオ・コッカルカ(コッカ&ルカ)の2人と、バーチャルラップシンガー・川端ひまわりさんのコラボレーション楽曲。作曲はMoGuraさん。
『ペルソナ5』をモチーフにしたジャジーな雰囲気の中で、時折差し込まれるスパイシーなラップの切れ味もたまらない。コッカルカの2人の息の合ったユニゾンは言わずもがな、ひまわりさんの力強い歌声が加わることで、さらに奥行きを感じられる歌唱となっています。
【黄ノ星つくり feat YuNi & 鹿乃】センゴクフードファイター
ZERO Project所属・黄ノ星つくりさんと、バーチャルシンガー・YuNiさん&鹿乃さんのコラボレーション楽曲。作曲はbuzzGさん。
SHOWROOMの楽曲提供イベントを経て制作。つくりさんの元気いっぱいな「いっただっきーまーす!」で始まる、アツくパワフルなロックナンバー。第一線で活躍する2人の歌姫にも負けない、芸術系エンターテイナー・黄ノ星つくりの本気の歌唱をご賞味あれ!
【紡音れい】Paranormal Phenomenon
ZERO Project所属・紡音れいさんが、SHOWROOMの楽曲提供イベントで勝ち取った曲。作曲は烏屋茶房さん。
サビの高音とキャッチーなメロディが気持ちのいい1曲。思わず口ずさみたくなる「超常現象さ僕らは」の一節が印象的ですが、そんな歌詞には、彼女自身のVtuber活動への想いが込められているのだとか。活動3年目を迎えた天才美少女mix師の、ますますの躍進を願わずにはいられません。
【カクレゴ】アルターエゴ
座敷童と鬼のVirtual Singer Songwriterユニット「カクレゴ」(座敷乃てまり&天野ドウジ)のオリジナルソング。作曲は天野ドウジさん。
何度も何度も繰り返されるサビのフレーズとメロディが、たまらなく切なく耳に残ります。後半になればなるほど情感たっぷりに聞こえてくるてまりさんの歌声と、物悲しくもあたたかなドウジさんのコーラス、そして曲を彩る音の数々のどれもがいい。あとはドラムが癖になりますね……!
【紅杯ひぐれ】取り残された
VArtist・紅杯ひぐれさんのオリジナルソング。作曲はトカゲさん。コンピレーションアルバム『袖振り合った僕らは』収録。
寂寥感と焦燥感を抱えながら、孤独の中でも足掻き戦おうとする意志を感じるロックサウンド。楽曲中で幾度となくリピートされるいくつかの言葉と旋律は、前進と後退を繰り返す様子か、はたまた心の葛藤か。ひぐれさんの表現力も含め、聴けば聴くほど魅力を発見できる作品です。
【拠鳥きまゆ】カラの鼓動はソラになる
ロックVsinger・拠鳥きまゆさんの3rdシングル。作曲はesora umaさん。
明日へ踏み出せない人の背中を押してくれる応援ソング。時に優しく励まし、時に背中を蹴飛ばすようにも聞こえる、場面場面で異なる歌声に元気をもらえます。ちなみにきまゆさんは現在、9ヶ月連続オリジナル曲リリース企画にチャレンジ中。多彩な表情を見せる彼女の歌声を、ぜひ聞いてみてください。
【朝比奈こん】ワンダーラスト・アルカディア
見習い魔法使いVtuber・朝比奈こんさんと、園田優さんの音楽ユニット「blue magic garden」が発表した、オリジナルソング第一弾。
あたたかな空色と陽光に始まり、水面を震わせる波、水中を漂う泡と光を経て、やがて水底へ。曲の展開と共に移り変わる情景は、サビに突入すると同時に一変。透き通るような歌声と押し寄せる音の奔流に流され、眼前に広がるのはキラキラと輝く水中世界。やさしくあたたかな、そして物語の始まりを思わせる、すてきな音楽のひとしずく。
【ナギナミ】クロスエメラルド
はんなま系Vtuber・ナギナミ(ナギ&ナミ)の1stシングル。作曲はTAMUさん。Vtuberオリジナル楽曲アルバム『VirtuaREAL.02』収録。
アルバムのリリースイベントでも披露されたオリジナルソングが、ついにフルMVとして公開。透明感のある楽曲に、寄せては返す波のように響き重なる2人の歌声。「パラレルな海」「X(クロス)して泳ぎ出そう」などの、“はんなま系”である2人を表すかのような歌詞も印象に残ります。
【猫雷にゃる】にゃん☆ぼると
超絶カワボの悪魔メイドVtuber・猫雷にゃるさんの初のオリジナルソング。作曲はトカゲさん。
初めてのオリジナル曲にぴったりの、彼女らしさがたっぷり込められた歌詞が印象に残るアイドルソング。サビの裏で聞こえる「うーにゃー!」のコールも楽しい&かわいい。そのカワボと澄んだ歌声を聞いて、あなたも一緒にビリビリさせられませんか?
【モネ】モネ活宣言
電脳ニャンコシティ在住、447Records所属・モネさんのオリジナルソング。作曲はミディさん。
年明け間もない1月中旬、オリジナルソングを引っさげてゲームの世界からインターネットに舞い降りデビューした、猫耳がチャームポイントの女の子。歌うのは、かつての電波ソングを思わせる歌詞ながら、さわやかでキャッチーなkawaiiソング。お前が一番❗️お前が一番❗️お前が一番❗️モネにゃーん😻❗️
【名取さな】アマカミサマ
3月7日に開催された、名取さなさんのバースデーイベント「さなのばくたん。」で初披露された新曲。作曲は田中秀和さん。
『さなのおうた。』や『PINK,ALL,PINK!』と同様に明るくて楽しい、しかしノスタルジックな切なさも同居したオリジナルソング。浮遊感の強いメロから、サビへ向かって上昇していく感じがたまりません。キュートなアニメーションで最後に口ずさまれる歌詞に、最高に“インターネット”を感じる……。
【兎田ぺこら】ぺこらんだむぶれいん!
ホロライブ所属・兎田ぺこらさんが歌う、初のオリジナルソング。作曲は俊龍さん。
元気いっぱいハイテンション! ぺこらさんの魅力が存分に詰まった音楽に加えて、耳に残る歌詞は畑亜貴さん、ハチャメチャに楽しいアニメーションはえいりな刃物さんが担当。彼女の「笑え…泣いちゃうな笑え!」の一言で元気になれる、何度も聴きたいポップチューンです。
【星街すいせい】GHOST
デビュー3周年を迎えた、ホロライブ所属アーティスト・星街すいせいさん。その記念ライブで披露された新曲。作曲は佐藤厚仁さん。
ただ輝かしいだけではない光と影が交差するステージと、色を失いくすんでしまった灰色の世界で、それでも全身全霊で歌い続けることを叫ぶようなロックナンバー。3年間の重みと経験、そして何より、彼女が信じる「歌」の力を改めて思い知らされる1曲でした。
彼女の歌声に聞き惚れた人は、ぜひ“7月1日”の歌枠も聞いてみてください。
【ホロライブID】id:entity voices
ホロライブインドネシアの6人(Ayunda Risu、Moona Hoshinova、Airani Iofifteen、Kureiji Ollie、Anya Melfissa、Pavolia Reine)が歌う、1周年記念楽曲。作曲はFarhan Sarasinさん。
国を越えて、言語を越えて、画面を越えて響く、個性豊かな6人の歌声。きれいに響くサビのユニゾンにまず惹かれますが、歌詞もすごくいい。日本語版もありますが、オリジナル版の字幕表示でも十分にニュアンスが伝わるのでおすすめです。ラストは思わず笑顔になってしまいました。
【ホロライブ4期生】キセキ結び
ホロライブ4期生(天音かなた、桐生ココ、角巻わため、常闇トワ、姫森ルーナ)が歌う、最初で最後の5人の曲。作曲は天音かなたさん。
かけがえのない親友の旅立ちを前に、万感の思いを込めて制作した卒業ソング。デビューから1年半、共に活動を続けてきた軌跡と、出会えたことの奇跡を結んで響く、最初で最後の5色の歌声。こちらのMVはもちろん、卒業ライブでの5人の歌唱もぜひたくさんの人に聴いて、観て、目の当たりにしてほしい。
決して忘れられない、特別な一夜のステージを。
再生リスト
※2020年下半期もあわせてどうぞ
2020年下半期もVtuberオリジナル曲がアツかった!51曲をピックアップして紹介
■次の記事: 新鋭Vsingerが池袋HUMAXシネマズをジャック!?出演者5人にインタビュー!
この記事へのコメント