コラム

しらたま。のマニアックに語りたい!【第1回】配信プラットフォームまとめ

Date: 2019/04/16 タグ: , , , , , , , , , , , , ,

しらたま。

はじめましての方ははじめまして。
フリーライターのしらたま。と申します。普段はTwitterやVtuber個人勢向けのindiVTubersというコミュニティサイトで様々な情報を発信しております。

日ごろから趣味でVtuber情報を収集して発信しているわけですが、縁あってVtuber postさんで記事を書かせていただくことになりました。

Vtuber postさんでは【しらたま。のマニアックに語りたい】という、企業勢も含む業界動向等についてかたるコーナーを展開することにいたしました。

第1回目はYouTube以外の配信プラットフォームについてです。今回は簡単にYouTube以外のプラットフォームの情報をまとめていきたいと思います。

 

企業勢がYouTube以外に進出する背景は?

いわゆる企業勢、しかも大手はYouTubeを中心に活動しています。他のプラットフォームで活動することもありますが、活動自体がニュースになることも珍しくなく、トップランナーとして走り続けている方も多くなっています。

一方で、爆発的なヒットに恵まれない中小の企業VtuberはYouTube以外のプラットフォームに進出することは珍しくなくなっています。

理由の一つがYouTubeでヒットを出す難しさです。Vtuber界隈は競争が激しく、急激に人口が膨らんだ業界の一つです。競争が激しくて才能がある人材をスカウトしてもしっかりと数字で結果を出すことが難しいのです。

また、YouTubeが海外企業のプラットフォームであり、審査基準の厳しさや基準の変更などで収益が突然失われるリスクなどがあるのもポイントです。収益化のハードルの高さから、少しでも収益を確保するために報酬が得られるプラットフォームに進出せざるを得ないケースもあります。

一方でYouTube以外の媒体で一気に人気になったVライバーもいるのもポイントです。プラットフォームによって客層が大きく異なるため、相性が良ければYouTube以外の媒体から人気に火がつくこともあるのです。

「YouTubeに人を呼び込むために外部で活動する」

「YouTube以外がメインでYouTubeをサブチャンネル的な位置づけで運用する」

など、活動が多様化していて、これは個人Vtuberでも余り変わらない状態になっています。

自分と相性が良いプラットフォームを探し、開拓することもヒットを生み出す基本になりつつあるのです。

収益性を高めるために独自のプラットフォームを開拓する企業もあります。

 

注目プラットフォーム

17 Live(イチナナライブ)

配信形態:アプリ ブラウザ

台湾発のライブ配信プラットフォーム。

リアルの人間の配信が中心だったが、Vライバーの特設ページを作り、個人勢を中心にフットワークが軽い中小企業Vを次々デビューさせるなど力を入れている。

4月からは3teneと協力し、2Dキャラクターの3D化権をかけたイベントを開催。

国際イベントにVライバーが出場するなどプラットフォーム内でのVライバーの勢いが増している。

公式サイト

https://17.live/


IRIAM(イリアム)

配信形態:アプリ

キャラとガチ恋距離で会話できるバーチャルライブアプリ。

Vtuberミライアカリを運営する株式会社ZIZAI(2019年4月1日に株式会社DUOより名称変更)が開発。

配信のラグの少なさが魅力の一つで、独自の経済圏を構築している。専属のVライバーがいる他、個人勢のスカウトやライブ配信者の応募も行っている。

公式サイト

https://iriam.com/


Colon:(コロン)

配信形態:アプリ ブラウザ

ライブ配信プラットフォームだがアーカイブ機能があるのが特徴。

基本的に個人からの配信申し込みは受けつけておらず、イベントで大手個人Vが司会を勤めるケースがある程度。

企業勢中心の珍しいプラットフォームになっている。

公式サイト

https://colon-live.com/


SHOWROOM(ショールーム)

配信形態:アプリ ブラウザ

アイドルやタレントがライブ配信をするためのプラットフォームとして誕生。

バーチャルタレントの採用にも積極的で、Vtuber輝夜月がライブ配信を行った他、最強バーチャルタレントオーディション~極~の開催、バーチャルジャニーズの誘致など話題が絶えない。

公式枠でのスカウトがあるほか、アマチュアが配信できるのも特徴。

公式サイト

https://www.showroom-live.com/


REALITY(リアリティ)

配信形態:アプリ

スマホで簡単に3Dアバターを作成し、自分で配信もできる事が特徴。

個人が参加しやすいだけでなく、企業Vの番組も積極的に配信している。

無料ギフトが充実している他、ギフトの一部はリアルタイムで出演者に装着されるなどインタラクティブ性が特徴。

公式サイト

https://le.wrightflyer.net/reality/

 

ゲーム配信向けのプラットフォーム

Mirrativ(ミラティブ)

配信形態:アプリ ブラウザ

ブラウザからの閲覧も可能なものの、基本はアプリを利用。

スマホ画面をそのまま配信できるだけでなくPC経由で配信もできる。

エモモというアバター作成機能もあるため、ゲームだけでなく雑談に利用する人も多い。

公式ページ

https://www.mirrativ.com/


OPENREC.tv(オープンレック)

配信形態:アプリ ブラウザ

運営はサイバーエージェントの子会社CyberZ。

さまざまなeスポーツ大会を放送していて、ゲーム系イベントの多さが魅力になっている。

YouTubeと比較して収益化のハードルが低めといわれていて、企業勢、個人勢を問わずにさまざまなVライバーが配信を行っている。

アーカイブ機能もあり、無料会員でも回数制限つきで閲覧できるほか、プレミアム会員になることでより自由に閲覧ができるようになる。

公式ページ

https://www.openrec.tv/


soocii(ソーシー)

配信形態:アプリ ブラウザ

スマホのみで配信が行えるのが特徴。

スマホアプリでの実況に使いやすく、他の配信プラットフォームと組合せて利用する人が多い。

公式ページ

https://about.soocii.me/jp/


Twitch(ツイッチ)

Amazonが提供する配信プラットフォームで、海外の利用者が多いのが特徴。

Amazonプライム会員になることで特典が受けられる他、スポンサーとして活動を継続支援する仕組みが作りやすくなっている。

アーカイブを残すこともできる。

公式ページ

https://www.twitch.tv/

 

雑談&バラエティ向け

ツイキャス

配信形態:ブラウザ アプリ

スマホ一つで簡単にライブ配信が行えるのが特徴。

手軽さから画像なしの雑談配信や気楽なコラボレーションに使われることが多く、Vtuber準備中の人も利用しやすい。また、YouTubeの規制の強さを避けるため、一部の人のみに話したいことをツイキャスで話すなど使い分ける人も。

クラウドファンディング機能が追加され、活動資金や機材の支援などを受けやすくなったのもポイント。

公式ページ

https://twitcasting.tv/


ニコニコ

配信形態:ブラウザ アプリ

動画投稿だけでなく、静止画の投稿や生放送も可能で、さまざまな文化が生まれたことでも有名。

独特のゆるさや文化があるためYouTubeでは発表が難しい動画や配信をニコニコ動画で発表する人も多い。

見逃しのためのタイムシフト配信などもあるものの、配信終了の7日後の23時59分までと期限があるため、記録を残したい場合は別途録画するなど工夫が必要になる。

公式ページ

https://www.nicovideo.jp/?header

 

実はまだまだある

実はこれだけ挙げてもまだまだ一部で、LINE LIVEふわっちFRESH LIVEなど配信プラットフォーム自体はまだまだあります。

ただし、Vtuber、Vライバーが定着しているかどうかは別で利用者が少ない媒体もあったりします。

次回以降はさまざまなプラットフォームを深掘りしていく予定ですので、お楽しみに。

それではまた~



記事作成

しらたま。

専業クラウドワーカーでフリーライター。コラボにでたから実質Vtuberと言い張る勢。VTuber個人勢向けコミュニティサイト【indiVTubers】の企画・記事作成協力者。


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